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ラ・マティエール @神楽坂

カブちゃんの誕生日に、前から気になっていた神楽坂のフレンチ「ラ・マティエール」さんを訪問しました



神楽坂は小石川から歩いても30分程度なのでこの日も歩いて向かうことに



家を少し早く出たため、店に入る前にブラブラしてみました



やはり今の季節は花がきれいですね。神楽坂に咲く花はまた風情があります
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そしてまた石畳の景色も有名ですが、なんてことのない小道にも歴史が感じられるような
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そしてオープンちょうどの18時に到着



ラ・マティエール (La Matiere)
東京都新宿区神楽坂6-29
03-3260-4778
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外観はこんな感じ。あまりフレンチな感じがないですよね。京都のお店のような雰囲気もあります
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装飾が少なく小ざっぱりしていて気持ちのよい店内には20席ほどの座席がありましたが、この日は満席になっていました。人気の程が伺えます



ディナーはA、B、Cの3つのコースがあります。Aは魚か肉のどちらか、Bは魚と肉の両方となっており、Bの方が品数が1品多くなっています。そしてCはおまかせコースになっていました



僕たちは2人ともBコースを注文



そして飲み物はワインリストをいただき、悩んだ挙句にマルセル・ダイスの2009年をお願いしました。このワインは最近このブログでもよく登場する山本昭彦氏による「おうち飲みワイン100本勝負」にも取り上げられていて気になっていたワインでした(写真中央)
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様々な種類のぶどうがブレンドされているワインで、アルザスではよくこのようなワインが作られているようです。ヒューゲル(HUGEL)でもジョンティ(Gentil)というワインはこのようにブレンドされて作られています



ヒューゲルはもちろんアルザスを代表する生産者で、品種名をボトルに記載するというアルザスの原産地制度の制定においては牽引役となったそうですが、一方このマルセル・ダイスは法改正を働きかけてラベルに品種名を表示せずに地名だけを記載することを認めさせたそうで、異端かつ先鋭的でありながら、またワインはあくまでその土地を表現するものだとするテロワリストでもあるのだそうです。なるほど・・・



そしてこのマルセル・ダイス、どのぶどう品種の特徴が突出しているという訳でもないバランスの良さ、涼しい雰囲気があり、嫌味なあと味もなくて正解でした。少し冷やしめがおいしく、カブちゃんも満足げで良かった



パン、リエット、そしてオリーブ
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僕が頼んだ前菜は海鮮のタルタル。ラ・マティエールの定番の料理とのこと。いくつかの魚、タコ、プチトマトがふんだんに使われています。素材の味も生き生きしていておいしい
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カブちゃんが頼んだウナギの前菜。香ばしくパリパリとした食感のウナギの皮も入っているみたいです。野菜のサッパリ感、皮のパリパリ感、そしてウナギのネットリ感が混ざりあっておいしかったそうです
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魚料理は2人ともイサキのポワレを注文。皮はパリッと、白身はジューシー。魚の下に敷かれたマッシュ・ポテトと一緒に食べると素材が混ざり合っておいしいです
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そして肉料理にカブちゃんは子羊の骨付きロースト。なんと2つも皿に乗っています
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僕は黒毛和牛の赤ワイン煮。上にはほうれん草。柔らかく、そしてポーションが大きい!
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肉料理にはゴルゴンゾーラのポテト・グラタンが付いてきました。塩加減が良いです。しかし最初は間違って料理が運ばれてきたのかと思いました・・・。肉料理を頼んで2皿出てくるのは初めてでした
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デザートに僕はチョコレート・ケーキ
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そしてカブちゃんはプルーンとキャラメルのアイス
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この他にコーヒーとエスプレッソを頼みました



ずっと気になっていたお店で、しかもなかなか予約が取れないと聞いていたのですが、今回初めて訪問し、総じて満足できました。値段だって神楽坂でフレンチを頂くことを考えれば決して高いものではありません。ランチで再訪したいと思いますし、ディナーなら次はAコースを選べばよい。チョイスだって料理を味わう上では重要な要素ですよね



量に関して言うと1つ1つのポーションが大きくて量がたくさんありますので、僕たちのように少食な人だとちょっと後半が苦しくなってきます・・・。少なくとも肉は半分くらいの量でもよいかなあと思います(お店の人も、昔の赤ワイン煮はもっと量が少なかったけれど段々と大きくなってきている、とおっしゃっていました。この間、何があったのだろう、、、)



もっとも、僕たちが普段からあまり晩御飯の量は食べない人たちなので上記のコメントとなってしまいますが、普通の人だとあまり問題になることはないのかもしれませんね



接客も満足するものだったと思います。僕たちはアルコールがあまり強くないのでワインと一緒に必ず水を頼むのですが、減ってくると頼まなくても次々と注いでくれたのはありがたかったです



店を出ると、店の外壁の窓がパカッとあいてシェフが挨拶してくれます。3Dの紙芝居みたいで、これは何だかおかしかった、、、



また再訪したいと思います




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by arusanchi | 2011-05-22 21:08 | フレンチ  

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