遠藤利三郎商店 @押上
2010年 08月 21日
今話題のスカイツリーの麓、押上駅から歩いて約10分の住宅街の一角にそのワインバーはあります。
店に入ると左側に厨房、右側には壁世界各地のワインが壁一面に並んでいます。このワインの数が圧巻!いったい何本あるんだろうというくらいたくさんのボトルが壁を埋め尽くしています。
厨房の目の前が長いカウンターになっており、テールブル席の中にはワイン樽を利用したカジュアルなものも。
照明は落とし目、スポットライトがモダンな雰囲気を演出しており、流れる音楽はジャズ。
完全に大人の雰囲気です。
今回は珍しくグラスワインにしました。
・本日の白 銘柄不明 700円
~ボルドー アントルドメール ソービニヨン・ブラン
・コンフィロン・コトティド・アリゴテ 2007 500円
~フランス ブルゴーニュ アリゴテ 100%
・フェリーニ・ジョルダン・グルナッシュ 2008 500円
~フランス ラングドック地方 グルナッシュ 100%
・本日のロゼ レザマン・デュ・シャトー・モンペラ・ロゼ 850円
~フランス ボルドー カベルネソーヴィニヨン90% カベルネフラン10%
・シャトー・ブラネール・デュクリュ ラ・ローズ・ド・フランス 2002 1,100円
~フランス ボルドー カベルネソーヴィニヨン 70% メルロ 22% カベルネフラン
・シャントン・デュ・セードル・カオール 2006 600円
~フランス 南西地方 マルベック 80% メルロ20%
料理は4つ。
・オードブル盛り合わせ
1,400円
・ムール貝の白ワイン蒸
1,500円
・穴子のミルフィーユ
1,450円
・和牛の煮込みを使ったミートパスタ
1.350円
そのほか、チャージとして1人300円かかりますが、パンがついてきます。
こうしたワインバーに来てみて、重要な要素は主に3つあると思っています。
重要な順番に並べると
①料理
②雰囲気
③ワイン
となるのですが、なぜワインバーなのにワインの重要性が低いのか?
それは、ワインはどこで飲んでもあまり差が出ないと思うから。
保存状態、提供される温度、ヴィンテージ、こうした細かいところは素人にとってほとんど店ごとの特徴が出るとは思っていません。
それよりも決定的に差が出てくるのがやはり料理です。
当然のことながら味、コストパフォーマンス(値段とボリューム)、メニューリストのバランス(その日の気分で選べるだけの種類があるか)など、もっとも特徴が出るはず。
もう一度行ってみたいと思うかどうかの差は、やはり料理の差となってくると思います。
それと雰囲気。
これはなかなか難しいですが、お客さんや店員さんの存在が大きいのではないでしょうか。
客層、店員さんの接客、店内の活気など。
こうした違いが居心地や、後になって思い出した時にまた行きたいと思うかどうかの違いとなってくるような気がします。
遠藤利三郎商店さんの雰囲気はとてもよく、今まで行ったワインバーの中でもとても良かったです。
また行ってみたいと思うかどうか、これはしばらく時間が経ってからいずれ判明するんだろうな。
# by arusanchi | 2010-08-21 00:11 | ワインバー