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マルホベーカリータカラダ @百万遍

京都のパン屋さんの中の秘宝の一軒を、このブログで初登場させてみます

マルホベーカリータカラダ
京都府京都市左京区田中飛鳥井町42
075-781-4628

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このお店は、東京でいうと下赤塚の「ブーランジェリー ケン」のような異色でユニークな位置づけのパン屋だと思います

とにかく生地が独特

毎回、帰省の度に5~10個ほど入手して帰るこのお店の名物がこのクロワッサン

物心ついた時から食べ続けているパンです

ひとつ¥126はお値打ちです
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薄く何層にも重なったバターたっぷりの通常のクロワッサンとは別物

焼きあがってすぐの状態だと、表面からも、中からも「じゅわ」っという感じで(ハンバーグでいう肉汁のように)バターが口の中に溢れでてくる

東京に持ち帰った後、トースターで温めると、外の一層だけがパリっと香ばしくなるのですが、中のもっちりと厚い生地の層に軽さはなく、粘りさえ感じるほどです

中華料理の「花巻」をクロワッサンにしてみた、という表現がしっくりくるかもしれません

が、この粘りをもつ生地の層の食感と、粉の甘味、程よいバターの塩気が病みつきになります


コッペパン
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巨大なコッペパン
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このお店のコッペパンは、中身がぎゅっと詰まっているのが特徴

飲み物を用意しないで食べると、喉に詰まってしまいそうなくらい・・・


噛むのにかなり顎の力を使いますが、噛むごとに「よくできたパンだな」と思わせるおいしさを感じます

アルさんは、温めたコッペパンに切り目を入れて、そこにバターを挟んでいました

いい具合バターが溶けて、コッペパンのおいしさがさらに引き立つ食べ方です


クリームパンの内側
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砂糖がけのぶどうのパン
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これも昔からの定番ですが、干しぶどうと、お砂糖のコーティングが加わって、ぐぐっと甘さが増しますが、パン生地自体が素朴なので、バランスがいいです

今回は売り切れていましたが、同じ甘いパン系だと「うずまき」というクリームがらせん状にコーティングされたパンもかなりおいしいです

これは¥100でおつりがきます!

あと、カップケーキもおススメの一品

ケーキ屋さんが作るものとは異なり、ケーキというよりもパンのような感覚で食べられます


看板のキャッチフレーズそのままの「昔なつかしい味のするパン屋」ですが、フランス風でもなく、ドイツ風でもなく、かと言って日本風ともちょっと違う希少なパン屋さんだと思います


ご近所には有名な京大生御用達の「進々堂」のカフェもありますが(パン屋を併設)、パンの美味しさでは「マルホ」が数段上だと断言します

機会があればぜひ、京都で「マルホ」体験を!





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by arusanchi | 2013-03-01 06:00 | パン  

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