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ル・ヴェール・ヴォレ・ア・トウキョウ @目黒

残業して帰る途中で入手したメトロの雑誌に取り上げられているのを発見

予約の電話をせざるをえませんでした

確か24時は既に過ぎた時刻、、、


Le Verre Volé a Tokyo
東京都目黒区目黒4-10-7
03-3713-7505
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だいぶ写真が傾いていますね、、、少しだけ酔っぱらっていたかな


Le Verre Volé(ル・ヴェール・ヴォレ)はパリ10区、サンマルタン運河のほど近くにあるビストロ

パリへの旅行の際に何度か訪れようと思ったのですが、予約がうまくとれず、まだ行ったことがありません

八丁堀のガール・ド・リヨンはこのル・ヴェール・ヴォレにインスパイアされて始めたようだし、いまのビストロブームの先駆けとなるような店なのかも知れません


そのル・ヴェール・ヴォレからのれん分けした店となれば、興味がわくというもの

2012年11月5日にオープンしたばかりだそうです


JR目黒駅からは少し離れていて、決して交通の便が良いとは言い難い立地

15分くらい歩いたような気がします


ちなみに、店の入り口の上の雨よけ(何ていうの?)のパープルは、パリの本店の外装の色に合わせたものと思われます




ざっと数えたところ、カウンターの4席を含め約30席ほどのキャパ

今回はカウンター席になりました


まずはワイン、ということで、カブちゃんが

 「ほどほどに飲みごたえがありながらフルーティなワインを」

と店主に伝えたところ、ガメイを2つとサン・ジョセフのシラーの3本を持ってきてくれました


カブちゃんの中ではモルゴンの印象が良いみたいで、今回もモルゴンにしてみました

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色合いは淡く、フルーティーでライト

酸味の少ないピノ・ノワールのような感じ

しみじみとした旨みがある

よくできたガメイはおいしいですね


バゲットは細身。これはオーダーしないと付いてこないみたいです
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白子のフリット。シイタケのフリットも付いてきました
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白子好きのカブちゃんですが、このフリットには白子のクリーミーでネットリとした感じが強すぎると言っています

味付けが弱いという印象のようで、

 「レモンやライムなど柑橘類が添えてあると良かったのではないか」

だそうです

シイタケはおいしかったです


魚のスープ
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カブちゃんが以前から食べたいと言っていた、スープ・ド・ポワソン

甲殻類の味わいも感じられる、魚の出汁が効いたこのスープはカブちゃんが絶賛していました

でも量が少ないかな・・・


ラギヨールのナイフ。これは「煮込みやなりた」と一緒
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ブーダン・ノワール
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ソーセージのスタイルではなくて、柔らかいケーゼのような造り

クセもなく、おいしかったです


真ん中の扉の奥は部屋になっていて、部屋ごとエアコンを据えたワインセラーになっています
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店主が何度も何度も出入りして、この部屋からワインを持ち出していました

ビストロでこういったセラーを用意している店って少ないのではないでしょうか

こだわりを感じます


アン肝、ユリ根、ラディッシュ
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これは白ワインが合いますね・・・



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パリのビストロはボリューム感があってコスパのよい店が多かった印象ですが、全体的には一皿ごとのポーションが小さめです

スタッフは、店主を始め料理の方が1人、それに店主の奥様(?)と思われる女優の”りょう”に似た女性、の3名

ル・ヴェール・ヴォレで働いていたというこの店主と、奥様と思しき女性はフランス語も堪能のようです

パリの本店と同じくワインの販売もしているようで、ワインだけを買いに来たフランス人マダムと流ちょうなフランス語で会話をされていました

なんだかカッコいいですね


立地、料理、価格を考えると、また文京区から電車を乗り継いでやってくるには少々ハードルが高いような気がしました

また、ワインの価格の説明がありませんでした

精算時に7千円のワインと知り、びっくり・・・

最初に聞けばよい、と言われればそれまでですが


ただ、まだオープンして約2ヶ月ですが、日曜日の夜にもかかわらず僕たちが帰る頃にはすべての席がお客さんで埋まっていました

地元のお客さんが多いのでしょうか、早くも支持を受けている店になっているようですね



帰り際、店主に

 「パリの本店は言葉の問題もあって予約がとれず、まだ行ったことがないんです」

と話しかけたところ、

 「姉妹店だから、どんな形でも予約のお手伝いしますよ」

という力強いお言葉が



またいつかパリに出かける前に再訪し、本店の予約をお願いしてしまおうかな、、、



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by arusanchi | 2012-12-25 06:00 | ワインバー  

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